便秘 熱 子供

便秘で熱が出ることもあります|ウンチは溜めると体に良くない

便秘と発熱が同時に起こることはそれほど珍しいことではありません。お腹に溜まっていたウンチが出たら熱が下がったり、逆に平熱に戻ったら便秘が治ることがあります。

 

 

ただし、便秘や発熱と一緒に他の病気を発症している可能性もあるので、お子さんを注意して見てあげてください。

 

 

便秘と発熱が一緒に起こる原因は?

便秘によって血液が汚れ発熱

便秘になって大腸の中に長い間たまったウンチは、大腸の中で腐敗してしまい有毒ガスがたくさん発生します。有毒ガスはおならとして排泄されます。ちなみに、このときのオナラはとても臭いです。

 

 

つまり、臭いオナラが出るときは、大腸の中に有毒ガスがたまっている証拠です。オナラで排泄しきれなかった有毒ガスは、大腸の壁から体内に吸収されます。
そして、血管内に入り込み血液を汚します。

 

 

汚れた血液は全身に送られ、発熱や頭痛、吐き気などの体調不良を引き起こす原因になります。これが便秘が原因で発熱してしまう1つの理由です。

 

 

便秘によって免疫力が低下し発熱

便秘になると、大腸内の悪玉菌が増殖し、逆に善玉菌が減少します。善玉菌が減少すると、ウィルスや病原菌から体を守る力”免疫力”が低下してしまいます。

 

 

体の中には、ウィルスや病原菌を退治してくれる免疫細胞がいます。この免疫細胞は体のいたるところに住んでいますが、一番多く住んでいるのが大腸の中です。

 

 

そして、免疫細胞は大腸の中に住んでいる善玉菌によって活性化、強化されています。つまり、便秘によって大腸の中の善玉菌が減少すると、免疫細胞は活性化されず、活動は低下してしまいます。すると、免疫力が低下し、風邪などの病にかかってしまい、発熱してしまいます。

 

 

発熱による脱水症状で便秘

発熱が原因で便秘になってしまうことも多いです。発熱すると汗がいつもの2倍くらい出てしまうため、体内の水分が低下してしまいます。すると、体の中に水分を保つために、便に含まれる水分もたくさん吸収されます。

 

 

便に含まれる水分が必要以上に体内に吸収されると硬くなるため、排泄が難しくなるため便秘になります。また、発熱すると食欲が減り、体も動かせなくなるのでますます便秘が悪化してしまいます。

 

 

風邪を治すため、熱を下げるために飲んだ薬の副作用が便秘を引き起こすこともあります。風邪薬や解熱剤には、さまざま症状を抑える働きがあるのですが、同時に内臓の働きを抑えてしまうことがあります。

 

 

→ 子供でも出来る便秘対策は

 

 

便秘は早めの対策が重要

発熱すると汗をかくため、体内の水分が失われ、ウンチが硬くなります。ウンチが硬くなれば排便は難しくなるため、さらに便秘が悪化します。さらに食欲も低下するため、便秘も体調もどんどん悪くなってしまいます。

 

 

なので、ウンチが3日以上出ていなく、腹痛で辛そうにしているときには、早めに小児科を受診して下さい。症状によっては浣腸や下剤を処方してくれます。

 

 

下剤や浣腸など薬は副作用が心配だから使いたくないと思う方も多いと思います。しかし、便秘が続いたほうが体に悪いので、まずは薬に頼ってでもスッキリさせてあげてください。

 

 

病院で処方された便秘薬や浣腸を使い、常用しなければ副作用やクセになることを心配する必要はありません。症状が改善したら、しっかりと便秘予防をしてあげてください。

 

 

→ 子供の便秘予防

 

 

子供の便秘を予防するポイント

子供の便秘は、発熱や吐き気など色々な症状を引き起こすので、しっかり便秘予防をしてあげましょう。また、便秘は放置すると慢性化するので、気をつけてあげてください。

 

ポイント1.水分をしっかり摂らせる
ポイント2.食物繊維を食べさせる
ポイント3.ストレスを与えない
ポイント4.大腸内の善玉菌を増やす

 

 

水分をしっかり摂らせる

体内の水分が減ってしまうとウンチに含まれる水分も減るため、ウンチが硬くなってしまいます。なので、しっかり水分を与えてください。ただし、水分はジュースやお茶ではなく、水もしくは麦茶などのカフェインが入ってないものにしてください。

 

 

ジュースでは糖分の摂りすぎになってしまいます。また、お茶には利尿作用のあるカフェインが入っています。せっかく飲ませても、すぐにおしっこで排泄されてしまいます。また、水分は喉が渇いてからでは遅く、喉が渇く前に飲ませることが大切です。

 

 

食物繊維を食べさせる

野菜や根菜類、豆類に多く含まれる不溶性食物繊維、海藻類や果物に多く含まれる水溶性食物繊維があります。この2種類の食物繊維をバランスよく食べさせることで便秘予防につながります。

 

 

不溶性食物繊維は、水を含むと何倍にも膨らみ、ウンチのカサが増します。すると、大腸が刺激されて、大腸の動きが活発になり、排便が促されます。ただし、この食物繊維だけを食べさせるとウンチが硬くなってしまうことがあります。

 

 

一方、水溶性食物繊維は水に溶けてゼリー状になります。そのため、ウンチに含まれる水分量が増えて、柔らかくなります。つまり、不溶性と水溶性、2種類の食物繊維を食べさせることが、お通じをスムーズにしてあげるポイントです。

 

 

ストレスを与えない

子供でも色々なことが原因でストレスがたまります。例えば、幼稚園などの環境の変化やママやパパに叱られたり、ママ、パパの夫婦喧嘩などがあります。トイレトレーニングがストレスになっていることも考えられます。

 

 

大腸の動きは心の状態から大きな影響を受けるので、ストレスが溜まると大腸の動きも悪くなります。少しでも静かな環境を作ってあげて、子供にストレスをなるべく与えないようにしてください。

 

 

大腸内の善玉菌を増やす

大腸の中には、たくさんの腸内細菌が住んでいます。この中には、大腸の動きを活発にする善玉菌と逆に大腸の動きを鈍くする悪玉菌が住んでいます。快便な子の大腸内には善玉菌が多く住んでいて、便秘がちな子の大腸内には悪玉菌が多いです。

 

 

つまり、大腸内の善玉菌を増やすことが出来れば、大腸は活発に動き、快便になります。そのため、便秘解消にはヨーグルトなど善玉菌(乳酸菌)を多く含む食べ物が効果的と言われています。

 

 

ただ、ヨーグルトなどの食べ物に含まれている善玉菌は胃を胃を通るときに、胃酸によってほとんどが死滅してしまいます。生きたまま大腸に届かないので、効果が出にくいこともあります。

 

 

そこで、注目されているのが、体の外から善玉菌を取り入れるのではなく、すでに体内にいる善玉菌を増やす方法です。

 

 

体内の善玉菌を増やす方法はこちら